古くなった倉庫を解体するには、専用の道具が必要になります。

ロクモンの4月の空き家有効活用を紹介させていただきます。

 

遠方にお住いのご依頼者様から、屋外の倉庫の片付けの依頼をいただきました。

 

まだ古くない倉庫(錆びていない)は作りがしっかりしているため、

倉庫を形作っている板を止めているビスを外したり、

ユニック車で吊り上げてトラックに積み込むことで、簡単に解体することができます。

 

しかし古く、錆びてしまった倉庫は、板を止めているビスが空回りしてしまう上、

倉庫自体をユニック車で吊り上げようとすると強度不足により作業中に倒壊してしまう危険があります。

 

そこで今回は板と板の間をバールでこじ開けながら倉庫を少しずつ解体し、

どうしても剥がれない箇所は、サンダーとセイバーソーという鉄板を切断する器具で切断しました。

 

サンダーなどは日曜大工が趣味の方は持たれている方もおられると思いますが、

ロクモンは大型の機械器具の解体や搬出などを多く手掛けているため、

そういった道具よりも出力の大きい器具を使っていますので、

多少分厚い鉄板でも楽に切断することができます。

 

解体前

解体後