松江市で田んぼの草刈りの後、野焼きを行いました。

ロクモンの8月の空き家管理を紹介させていただきます。

 

島根県松江市でもう耕作されていない田んぼの草刈りのご依頼をいただきました。

500㎡くらいの広さがあり、生えている草の量も多かったため、

刈った草を処分場まで運んでいると運搬費などがかなりかかってしまうので、野焼きにしてほしいとのことでした。

ちなみに野焼きとは、刈り取った草を山積みにし、その場で火をつけて燃やしてしまうことです。

 

野焼きは実施する日を最寄りの消防署に連絡し、許可をもらうことで比較的簡単に行うことができます。

山積みにした草の周りの土や葉っぱを、草刈り機で円を描くように刈り取っていき、

周囲に火が燃え移らないようにしていきます。

また風が強い日は、火の粉が飛びやすく、関係ない場所が燃えてしまう危険性があるので、

そういった日は、実施しないのがベターでしょう。

 

しかし、刈ったばかりの草は水分などを含んで重いため、

山積みにしてくとその重さで草が圧迫され、内部の空気が少なくなってしまいます。

こうなると、山積みにした草はなかなか燃えてくれないので、

1週間ほど時間をおいて、刈った草を枯らしてから山積みにし、今回は野焼きを行いました。

草は軽いようでも集まってくると結構な重さになるため、

枯らして水分を減らしてから山積みにしたほうが作業も楽になるのです。

 

野焼きは周囲を火事にしてしまう危険性があるため、

かならず消火器などを用意して実施し、火が消えた後も数時間後に煙が出ていないかなどの確認をする必要があります。

 

野焼きは刈った草を運搬する必要はなくなりますが、最悪の場合は山火事などの危険性があるので、

細心の注意を払って、私たちも行うようにしています。

 

野焼き前

 

野焼き後