ひとり暮らしの終活。生前整理や心配事は、事前の準備や知っておくことで不安を解消しましょう。

ひとり暮らし・独り身の場合の終活で、自分が自立できなくなったときから
死を迎えるまでのことを、元気なうちに考えておきたいとい思う人は多くいます。
お葬式やお墓の心配ばかりでなく、残された時間で自分はどう生きたいか、
何が人生で大切なのかを改めて考えることが大事です。

年をとってからは様々な不安が生じます。
健康面、病気なったときのこと、介護が必要な状況になること、
認知症になったらどうしようなど。
もしもそうなった場合に、誰にどうしてもらうのか、元気なうちに情報を集め
準備をしたり知っておくことで不安を解消しておきましょう。

掛かりつけのお医者さんを見つけておくと、日常の健康管理はもちろん、
ちょっと体調がおかしいと思った時に気軽に相談もできます。
普段の健康状態を把握しておいてもらえるため、
体調がおかしいと不安な時にも、どの診療科がよいかなど
適切なアドバイスをもらうことができます。
自宅から近いところであれば、すぐに行ける利便性が安心感につながります。

そして、独り身の人の終活で気にされるのが、孤独死の心配です。
身寄りがいない場合や身内に迷惑をかけたくないといったことで
葬儀社へ生前に相談をして、葬儀の準備、支払いなどを済ませておくことも可能です。
お葬式のかたちは今やさまざまです。
生前葬という形で、親しい友人やお世話になったかたと言葉を交わすことで
最後のお別れをゆっくりと行うこともできます。

身寄りがない高齢者の単身世帯で、地域社会との接点を持っていない人が
死亡した場合の所持品、遺品となったものは
大家さんや遠い親族などが対処していくことになります。
そうした場合は、不用品回収業者へ依頼されます。

不用品回収業者では遺品を処分するだけでなく、
特殊清掃やゴミの処分まで依頼できます。
生前整理を考えているけれど、自分で対処するのは難しいと思ったら
不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。