親と離れて暮らす子世帯や孫世帯も増えている現在、
親の介護が必要となった際に、実家へこどもが戻ることや
生活環境を急に変えることはなかなか難しく、
親のことが心配だけれど自分や家族だけでは介護や
長時間みていることも難しいと、悩みを抱える人も少なくありません。
高齢になった親自身も、孤独死の心配が頭に過ることもあるでしょう。
離れたところに住む親や、こどもが仕事中は親が家に
ひとりでいるから大丈夫だろうかと心配な人たちには
安否確認や孤独死を防ぐためにも、親が元気なうちから
高齢者の見守りサービスを検討し、話し合っておくことが重要です。
高齢者の見守りサービスは、様々な種類があります。
訪問型のサービスでは自宅に人が訪れ、安否確認をしてくれます。
自宅に設置しておける家電やカメラなら24時間いつでも確認が取れます。
ポットを使用した際にメールで教えてくれるものなど有名ですね。
日用品や食事の宅配型サービスで、配達時に安否確認をしてくれるものもあります。
こうしたサービスは介護保険の適用外であるものが多いため
各自治体の地域包括支援センター、高齢者支援課などに相談して、
大切な家族が安心して暮らしていくために
必要なサービスと金額を把握して活用しましょう。