親の介護・離れていてもできる「貼り紙」での注意喚起でうまくサポートをしましょう。

親の物忘れが多くなり、同じ話や質問を繰り返しするようになってくると
介護をしている家族や周囲の人は、思っている以上にストレスを感じてしまいます。

親の認知症の介護をする場で役に立ち、
すぐに始めることが出来るのが貼り紙です。
貼り紙で注意を促すことで、側にいられない時間でも
サポートをすることが出来ますよ。

離れて暮らしている・または仕事で親の側から離れる時間がある場合は
直接伝えることができないので、貼り紙にその役割を担ってもらいます。

家のなかで、トイレの場所がわからなくなってしまったり、
水洗ボタンの位置を忘れてしまったりしても
壁に張り紙をして導くことで、対応してくれる確率が高くなります。

貼り紙は、わかりやすくするために「トイレ」「お手洗い」と
見やすく簡潔に、字を大きく書きます。
イラストを添えることで把握しやすくしたり、
貼る位置も目に入りやすい高さにしておくなど、工夫をしましょう。

心配だからといって、家じゅうに貼り紙をしたり
説明をたくさん書きこんだりしてしまうと
複数の情報が目に入ってしまい、かえって混乱させてしまいます。
馴染みのない横文字も避けておきましょう。

貼り紙で部屋の照明スイッチ・トイレやお風呂の場所
家電製品の使い方や、玄関の鍵の閉め忘れの注意を促すなど
親が不安におもうことや場面をサポートして支えることができます。

また、間違えて剥がされてしまわないように
強力なテープで貼り付けておくことや、
ラミネート加工をしておくことも効果的です。