持ち主が亡くなったあとも利用停止にならないクレジットカード。使用していないものは、早めに解約を考えておきましょう。

親の借金は、こどもが保証人や連帯保証人に

になっていない限り返済義務はありませんが、

親が亡くなったあと相続が発生し、親の残した借金・負債を

マイナスの財産として相続してしまいます。

 

生前に債務整理をしようと話し合っておくと、

これからの人生の時間も、相続の際の心配事も

親とこども共に負担を減らすことができますし、

心に余裕を持って安心した時間を過ごせることにも繋がります。

 

まとめておける身近なものから、クレジットカードと

ローンのリストアップを始めてみましょう。

借入先と返済の金額・ローン残高を書き出して把握しておきます。

債務の金額をわかりやすく、1枚にまとめておくとよいです。

 

クレジットカードは相続できず、本人しか使用できないため

使用していないカードは解約をしておくことや、

貯まっているポイントがあるものは支払いにあてるのも手です。

持ち主が亡くなったあとも、クレジットカードは利用停止になりません。

万が一、不正に利用されてしまう恐れもありますし

年会費が有料のものあるので、解約手続きを考えておくことも大事になります。

 

借金というものは、こどもに迷惑をかけまいと

だまっておいてしまいがちなものですが、

伝えていなかったことで大変な結果になってしまうこともあります。

支払いが残っているものは隠さないようにして、

早めに話し合い、解決する方向を目指していくことが大切です。