高齢者施設の入居待ち、中には数年待ちの場合も。多様化される老人ホーム、公的施設と民間施設の違いとは。

親の介護が必要になった時に、

高齢者施設への入居を考え探してみると

老人ホームの入居待ちですぐには入れず、

なかには数年待ちであると言われるケースも

珍しくありません。

 

こどもや家族が働いていると

自宅での介護の時間をつくる事が難しく、

介護の為に転職や仕事を辞めざるを得ない場合も。

 

老人ホームは

国や地方公共団体、社会福祉法人が運営する公的施設と、

民間企業によって運営されている民間施設と、

大きく分けて二つに分類されます。

 

介護保険サービスで利用できる公的な施設は

国の補助金を受けていることから

入所時にかかる費用が無いこと、

居住費や食費などの費用も民間施設を利用するよりも

抑えられることで人気が集中しています。

 

民間企業が運営している民間施設は

公的施設より費用は高くなりますが比較的入居しやすく、

様々な介護サービスがあり必要なものを選んで

利用することができるメリットがあります。

 

親の介護が必要になったときに、

このように数多くある介護サービスや

自分の仕事のことなど、

何をどこから手を付けてよいのか困った時は、

まず地域包括支援センターに相談をしましょう。

資格を持った職員が対応してくれて

必要なサポートや制度を紹介してくれます。