次に繋がる導線の確保。すぐに空き家を活用する予定は無くても、掃除・片付け・メンテナンスは早めに取り掛かっておきましょう。

実家を相続したけれど住む予定は無く、

活用方法も特に決まっていない……。

どうにかしなければと思っていても、

空き家のまま放置してしまっている。

そうした物件が年々増えているのが現状です。

 

すぐに活用方法が見つからなくても、

・家を売却したい

・リノベーションして賃貸にしたい

・DIYをしてみたい

・倉庫として利用したい

など、目的が見つかるかもしれません。

 

そうなった時の為にも、

今すぐどうこうしようと言った予定は無くとも

空き家の掃除・片付け・メンテナンスは

早めに取り掛かり、綺麗にしておくと

いざという時にすぐ行動に移すことができます。

 

そして、親が元気なうちから声をかけて、

家族で一緒に断捨離をすることも

とても大切です。

 

実家というのは、

親の使っている家具や日用品、

家を出たこどもが残していった

学生時代の思い出の品々や

制服や普段着といった衣類、

教科書やアルバム、

大切にしまっておきたいものが

沢山つまっている場所でもあります。

 

業者に依頼してさっぱりと丸ごと

家の中を片付けてしまうのもよいですが、

物が多い家だとどうしても費用が

大きくなるものです。

 

家族にしか分からない大切な思い出の品や、

片付けをしながら懐かしむ時間もまた

思い出のひとつになります。

 

親が家の片付けに乗り気ではない場合は

無理に片付けようとしなくても、

「今日はこの押入れを覗いてみよう」

「机の引き出しの中を整頓しよう」

など、身近なちょっとした時間で

出来る範囲を促すと始めやすいですよ。