売却を考えている空き家。解体するべきか、残すべきか。自分だけの判断で決めてしまわないように注意を。

相続した実家を売却したいと考えた時、

空き家のまま長い年月放置してしまっていると

建物が傷み、敷地内の庭が荒れ、

買い手がなかなか見つからない、

と言った具合に次々と問題が出てきて

売却時に頭を抱えてしまう

なんてことになりかねません。

 

人が入っていない放置された空き家は、

カビ・ホコリ・水まわりのサビやにおい、

そうした建物の中の傷みだけではなく、

外壁と屋根の亀裂や剥がれ、

敷地内の雑草や木などの手入れなど、

管理をしていないと劣化が進み

荒れてしまいます。

 

場合によっては修繕が必要な箇所や、

新品に換えないといけないと言った

出費と時間を要することも。

 

建物が古い場合、

解体して更地にしてから売るべきか、

建物はそのままで売りに出すべきか、

悩む場面も出てきます。

 

空き家のある場所や建物の劣化具合など、

中古住宅の価値をすぐに決めることは

非常に難しいものです。

 

解体するべきかどうかは、

不動産会社に物件を実際に見てもらい

アドバイスを受けることが重要です。

古い家は古民家としての人気も

高まってきていますし、

建物を自分の手で丸ごとリフォームし

DIYしたいという人の需要の高さも

見逃せません。

 

解体をするにも

解体と整地にかかる費用や

場所によっては重機が入りにくく、

費用が高くなってしまう場合もあります。

 

不動産会社や建築士などのプロに

相談をしながら、納得できる売却方法を

見つけましょう。