ロクモンの11月の遺品整理を紹介させていただきます。
今回ご依頼いただいたのは、六畳の一部屋だけのお片付けでしたので、
作業としては、半日程度で完了させることができました。
いつものようにご不用品を分別しながら片付けをしていたのですが、
ふと、セロハンテープ台が重いなと感じました。
いままでに何回も片付けていますし、いまさらではあったのですが、
このセロハンテープ台、外側はだいたいプラスチック製ですが、
中身はどうなっているのだろうと思い立ち、
段ボール箱の中において、金槌でたたいてみました。
すると、中には意外なことにコンクリートが入っており、
そりゃあ重いはずだと納得したのです。
ご不用品の処理場の規模や能力にもよりますが、
このようなコンクリートや金属が施設の機械、特に切断機などに混入してしまいますと、
機械の刃が欠けたり、詰まったりし、
最悪の場合、機械が動かなくなってしまいます。
ニュースでも発表されたことがありますが、
地方自治体の処理場の機械に異物が混入したせいで機械が故障し、
処理場の稼働が止まってしまったり、修理に何千万円もの費用がかかってしまいます。
セロハンテープ台の中にあったコンクリートだけを袋に入れながら、
今以上に、可燃、不燃などの分別作業を徹底しようと考えました。

セロハンテープ台の中身