なかなか帰省ができず、離れて暮らす親・家族のことが心配なとき、
連絡をまめに取り合っておくことも重要ですが、
いざというときに頼ることができて
助けを呼べる環境を作っておくことも大切です。
高齢になると疲れやすくなってきたと感じたり、
体を動かすことが億劫であったり、
なにかと不便を感じることが増えていきます。
ひとりで家にいるときに床に置いていた物につまずく、
絨毯の境目やコンセントにつまずくなど転倒事故も心配です。
万が一、打ち所が悪くて大変な状況になるなんてことがあるかもしれません。
家の中で過ごすことが増えている今、テレワークや
おうち時間でできる手芸やもの作りで必要な道具類など
ものが増えてきたという人も多いと思います。
手の届く範囲につい置いてしまいがちですが、
転倒事故の原因になってしまわないように、
床に物を広げすぎないように気を付けておきましょう。
高齢者のひとり暮らしは今では珍しくなく、年々増加傾向にあります。
心配なのが、緊急を要する体の不調が起きたときに助けを呼ぶことや、
すぐに気付いてくれる人が近くにいないといった問題です。
ひとり暮らしをしている人も、離れて暮らしている家族も
こうした事態が起こってしまったときや、
孤独死の心配を考えたことがないでしょうか。
自治会や町内会にひとり暮らしであることを伝えて
定期的な訪問をお願いしておくことや、
自分の環境に合いそうな見守りサービスを利用することを考えるなど、
提案して前もって話し合い、心配事を減らしていきましょう。