空き家の管理を継続して行っていくことが難しい場合は、
売却・建物または更地にした土地を貸し出すなど、
様々な利用方法を考えることができます。
空き家を廃墟状態にしないようにする為には、
どうしても定期的なメンテナンスと管理費が必要です。
遠方に住んでいると、移動すること自体が困難な場合もあります。
そうした費用の捻出が大変で難しい場合は、
売却することを考えておくことも大切です。
空き家を相続し不動産を所有していると、税金がかかります。
相続から3年以内に売却することができれば、
不動産譲渡所得税といった売却益を3000万円特別控除される
軽減措置があるので、税負担を軽減することができます。
売却までは考えておらず、しかし空き家を持て余している、
そういった場合の有効的な利用方法も考えておきましょう。
建物を劣化させないポイントは、やはり人が使っていくことにあります。
空き家を賃貸することで管理の手間もかかりませんし、賃貸収入も見込めます。
リフォームして賃貸にすることが多くみられますが、
レトロな雰囲気の建物であればその外観や内装をアピールして、
そのままの持ち味を生かすこともできます。
建物の利用が難しい場合は解体して
土地を活用する借地事業を考える、
または駐車場経営をするなど、
更地にした土地の利用方法も様々なものがあります。