遺言書だけでは伝わらない親の想い。肉声をビデオレターとして、形に残しておくのはいかがでしょうか。

法的効力のある遺言書にする為には、

自筆、または公正証書による書面で

作成するのが一般的です。

 

「遺言を残しておけば、後は家族が

どうにでもしてくれるだろう」

という考えがあったとして、

正しい遺言の作成の仕方を

知らないまま行ってしまうと、

その遺言書は自分の要望を紙に書いただけの、

無効なものになってしまいます。

 

動画でビデオレターとして遺言を残すことも、

現在の日本の法律では無効になってしまいます。

遺言は必ず書面に残す必要があります。

 

きちんとした遺言書を作成した後に、

家族への感謝や想いを伝えるものとして

音声や映像の遺言を一緒に残しておくことは

遺産相続のトラブルを回避する意味でも

とても大事なものになります。

 

ビデオレターだけでは遺言としての

効力はありませんが、

親本人の肉声があることで

親自らの意志と遺言書の作成時に

認知症になっていないかなどの様子を

家族も把握することが出来ます。

 

何よりも、親の声で家族へ語りかける

その暖かさが思い出として残せます。

 

最近では、付言事項として

ビデオレターを残すのを目的とした

サービスも出てきています。

 

プロのカメラマンが撮影をしてくれて、

DVDなどの形にしてもらえます。

ヘアメイクや衣装も相談できるなど、

様々な内容を選び依頼することも可能です。

 

遺言書の書面だけでは伝えきれない、

自分の想いや言葉を

家族へ届けることが出来ますよ。