空き家はなぜ増えるのか?広くて大きな一軒家、高齢になった親だけで住むには大変な面が出てきてしまうのです。

空き家が増えている背景にある

高齢化と核家族化の問題は

以前より広く知られるようになり、

早めの対策を考える人たちも

増えてきています。

 

高齢になると体力の衰えなどから

思うように体を動かすことが難しくなり、

広く大きな家の中の移動や家事が

負担となってしまう場合があります。

 

そうなると、身動きが取りやすく

家賃もお手頃なこじんまりとした部屋へ

移り住みたいと希望する人もいる為、

誰も利用しないから空き家になっている

と言ったケースが見られるのです。

 

家の所有者である親が元気な時に、

家を相続する人は住む予定があるのか、

住まいのなら管理はどうしていくのか、

どのような形にしたいかを

具体的に話しておくことが重要です。

 

実家に誰も住む予定がないことが

早めに分かった場合は、

前もって出来る対策をしておけば

その後の生活に心の余裕を

持つことができます。

 

使っていない空き家であっても

固定資産税や維持費など、

どうしてもお金が掛かってしまいます。

 

利用する予定の無い空き家を相続して、

管理や処分を巡って悩んでしまうより、

家族で納得のできる形になるように

早めに話し合う機会を持ちましょう。