故人の持ち物を形見分けする時。処分するのはちょっと待って!意外な物も誰かの大切な思い出が詰まっているかもしれません。

形見分けを行う上での注意点は、

分ける形見の物が

「財産としての価値」が

ほとんど無いものである事が

重要です。

 

財産としての価値があるものは

相続対象になる為、

法に従った手続きが要る場合や、

相続税が掛かる事もあります。

 

また、形見分けの際に

起こるトラブルとして

「これは必要ないだろう」と

勝手に処分してしまったパターン。

 

後から「欲しかったのに」

と言う人が現れた場合、

仲がこじれてしまう事態に

なりかねません。

 

例えば、故人が趣味で描いた絵や、

手書きのレシピ本、日記やメモ。

それらを書く為に使っていた筆やペン。

愛用していた食器や衣類など。

 

使い古されている物は特に、

「もう持ち主がいないから」と

処分の対象になりやすいものですが、

ひとりの判断で決めてしまわない

ように注意しましょう。

 

生前の記録が残っている物、

ふと目に入ると生活の音が

聞こえてきそうな物まで、

故人が触れていた物たちは

誰かにとってはとても大切で、

側に置いておきたい

思い出の品かもしれません。

 

相続人全員と、

形見分けをしたい相手の人たち、

誰がどの形見を貰い受けるかを

直接会って話し合える時に行い、

それぞれが納得をして

分け合えるといいですね。