医療費の負担が大きくなってしまう時のために
健康保険には高額療養費制度が用意されています。
大きな怪我や急な入院などで高額な医療費がかかることがある場合には、
限度額適用認定証を取得しておくことも大事です。
限度額適用認定証を取得し病院へ提示していれば、
請求される医療費は高額療養費制度の自己負担限度額までとなります。
高額療養費を申請した場合、支給までには3ヶ月ほどかかるので
限度額適用認定証をあらかじめ申請しておくことで
高額な医療費を一時的に立て替える必要がなくなります。
支払う医療費を抑えることができ、後の払い戻しの申請をする手間もかかりません。
入院をしている場合でも限度額適用認定証を取得し病院へ提示すると
その月の医療費から自己負担限度額の範囲で利用ができます。
入院に限らず、通院治療でも利用することが可能です。
しかし、差額ベッド代や食事代は含まれないので注意が必要です。
限度額適用認定証の申請手続きの方法は、加入している
保険の保険者に対し交付申請を行います。
国民健康保険なら市区町村の役場へ、
勤め先から発行されている保険証は、会社の担当者へ伺いましょう。