昨年から続く新型コロナウイルスの影響から
離れて暮らしている家族と会う機会もなかなか難しく、
高齢の家族がおられる場合は、直接確認ができないことで
顔色や体調の変化に気付きにくいなど、
心配なこともあるかと思います。
季節の変わり目は暖かくなったと思っていても
急な寒さに見舞われることもあり、油断できません。
寒くなると心筋梗塞や持病の悪化、
そして急な温度差で起こるヒートショックにも注意しましょう。
ヒートショックは暖房のきいた暖かい部屋から寒い場所へ移動し、
血圧が上昇・下降を繰り返すような状況で起こりやすく、
冬場の入浴時は特に気を付けておかねばなりません。
入浴前にできる対策として、
脱衣場にストーブやヒーターを置き部屋を暖めることができる環境作り、
お湯を入れる際にシャワーで浴槽にためれば湯気で浴室も温まります。
お湯をためた浴槽の蓋を開け、湯気で浴室を暖かくしておく方法もあります。
そしてお湯の温度も、熱くしすぎないように意識をして
40℃より下の設定にしておくことも効果的です。
こうしたアドバイスを伝えたり、
その日の体調はどうか訊くため、会えていない間の出来事を話すため、
なかなか思うように会えない期間でも、日々こまめに
連絡を取り合うように習慣をつけていきましょう。