放置された状態の空き家が年々増え続けている問題。
住まない状態であるのに家を残しておく理由は様々ありますが、
住宅用地の特例措置である固定資産税の
軽減措置のために建物を残しておくケースや、
管理の仕方や建物の処分の仕方が分からないなど、
持て余して困っている人が多くみられます。
管理をするにしても、普段利用していないがらんとした家に
換気や掃除のためだけに行くのかと思うと、面倒に感じてしまいますよね。
荷物を置く倉庫として使うことも便利が良くて
空き家を放置せずにすむ利用方法になりますが、
楽しむための空間にするのも重い腰を上げる良いきっかけになります。
例えば、休日にくつろぎに行くための別宅としての利用。
今はテレワークやリモートワークが増え、自宅にいる時間が多くなり
外出することも難しい期間が続いてしまっています。
気分転換をしに外へ出たくても、自分の健康のことも
周囲の人のためにも慎重に行動する必要があるため、
どうしても気を張ってしまうものです。
使用できる別宅として空き家を手入れしておけば、
景色を変えてリラックスしたい時に利用することができます。
骨董品や趣味のコレクションが多い人は、
別宅でちょっとしたお店のようにディスプレイしたり、
ギャラリーの様に飾って観賞することを楽しんだり、
自宅で広げるには場所を取るものを気兼ねなく
自分のための時間と空間を作り、満喫することもできます。
人の出入りが無い家は老朽化の進みが早く、
倒壊の恐れや害虫被害の心配もあります。
空き家を住居として利用することは無くても、
自分が使う空間に仕上げて楽しみを準備し整えておくと
訪れる機会を増やすことに期待ができますね。