空き家バンクを利用したいと思ったときに。気を付けたいポイントを事前に把握しておきましょう。

空き家を売却したい・貸したい人と、地方へ移住したい人、

お互いの希望が見つけやすくなった「空き家バンク」。

空き家バンクでは、不動産会社に掲載されていない

目玉物件が見つかることがあります。

 

物件を売却・賃貸したい場合、

不動産会社を通すと仲介手数料が掛かりますが、

空き家バンクは自治体のホームページ等を利用して

無料で掲載することが出来ます。

 

空き家バンクで物件を探している人にとっての

大きなメリットは、価格の安さにあります。

空き家は中古物件よりも低価格で出されている事があるので、

リフォームが必要な建物であっても、

価格が安ければ浮いた分をリフォーム代に充てることが出来ます。

国や自治体から住宅リフォームの補助金が出る制度もあるので、

うまく活用すれば費用を抑えることも可能なのです。

 

気をつけておきたい注意点として、

空き家バンクはマッチングのサポートをするもので、

契約を結ぶ際に自治体の仲介などはなく、

当人同士で行うことになります。

 

掲載されている情報だけで判断するのも、あまり望ましくありません。

載っている情報が古かった場合、

建物の劣化が進んでしまっている可能性もありますし、

紹介の文章や写真だけでは把握しきれない室内の状態や、

においなども気を付けたいところです。

 

後に、思っていたものと違った、話に聞いていないなど

トラブルになってしまうことのないように、

実際に現地へ行って内見をしておくこと、

不動産売却に関連する専門家に契約書作成を

依頼するなど、対策しておくことが大事です。