親や家族が亡くなった時、
その葬儀の費用は誰が出すのか。
主に、喪主を務める人が支払いを
行う形が多く見られますが、
どの立場の人が払う義務があるのかなど
法律で定められたルールはありません。
遺族間で相談をして
決めることも可能で
間違いではありません。
葬儀費用は相続財産から控除できます。
葬儀が行われることは当然であり、
必要なお金であることから
葬儀に掛かる費用は相続税の
課税対象にはならないとされています。
お寺に払うものや読経料、
通夜・告別式などの葬儀の費用、
葬儀の場での飲食代は
控除されますが、
お墓・位牌・仏壇の購入代金
香典返しや法事の費用などは
葬式費用とは認められないので
控除の対象外となります。
葬儀の費用を支払うタイミングは
葬儀の後、一週間から10日間の間に
行われるのが一般的です。
葬儀の費用の支払いについては
お金の問題でもあり、
親族間で揉めてしまうケースも
多く聞かれます。
まずはよく話し合い、葬儀の時には
誰がどの様に立ち回るのか、
事前に決めておく事も重要になります。