形見を貰って欲しい人へ渡す際、
汚れや痛みがある部分を綺麗にして
渡すこともマナーとして大切です。
衣類や貴金属品の汚れは
自宅で落とせる程度のものは
丁寧に洗って綺麗にし、
クリーニングに出した方が
良いものはお店を頼りましょう。
美術品関係も、修繕が必要な物は
専門家にお願いをして
綺麗な状態へ直してお渡しする
こともあるようです。
渡す際に包装をする必要はありません。
贈り物ではない事から、
形見を包装しないことが
マナーとされています。
形見をそのまま渡すのが
気になると言った場合には、
半紙など白い紙のもので
軽く包む程度にして
お渡しするようにしましょう。
また受け取った側も、
返礼品のような返しをする
必要はありませんので、
お礼をしなくてはと思わず貰い受けて
大切にされてください。