ひきこもりは若い年代だけではなく、
中高年層にも多くみられるようになり
親の支援で生活を続けている状態である家庭の多くは、
親の死後にひきこもりの状態であるこどもの生活が心配である筈です。
ひきこもり状態の人がひとりになったとき。
きょうだいや親戚に相談することができるか、
自治体からの訪問で話を訊きに来る人がいることや、
支援団体の窓口に問い合わせることが可能であれば
外部との繋がりを持つことができますが
本人が支援を断るといったケースもみられるのです。
ひきこもる原因は人により違い一括りにはできないものですが、
働いていないことに負い目を感じていたり
周囲の人の目が気になり、外へ出ることを難しくさせています。
外部との繋がりを持つことが難しくなれば孤独死のリスクも高くなります。
社会に出る方法を仕事に就くことや
自立した生活を送ることと決めてしまわずに、
同じひきこもり経験のあるひとや支援者で集まれるところ、
そうした話をすることができる場所を訪ねることも考えてみてください。
苦しい胸のうちや思いを話せる場所を頼ってください。
ひきこもり支援の団体や、生活困窮者自立支援の窓口など
相談できる窓口に問い合わせることが重要です。