空き家を綺麗な状態で維持出来ていたとしても、
ポストの郵便物を回収せずに溜まったままにしているのは
「家に誰もいませんよ」と言っているのも同然です。
空き家管理をしていく上で、郵便物の回収はとても大事なポイントです。
親が亡くなって実家を相続した場合、
転送手続きや対処を行っていないと
空き家になってからも親宛の郵便物や
投函されるDM類がずっと届き続けてしまいます。
管理のあまい空き家であると目をつけられてしまうと、
人が住んでいない事をいいことに
溜まり場や寝床にされてしまうなどの不法侵入の心配や、
放火やゴミの不法投棄など、あらゆる不安がついて回ります。
郵便物の転送手続きは、郵便局で行うことが出来ます。
転送届を出せば、1年間転居先に転送して貰うことができ、
延長届を出すことでその後も転送に応じてくれます。
空き家を頻繁に訪れることが出来ない場合は、
空き家管理サービスを利用することがおすすめです。
掃除や点検だけでなく、郵便物の回収と転送のサービスも行っています。
ポストの投函を防ぎたい時に、
ポスト自体を撤去する
投函口を板やガムテープなどで塞いでしまう
といった形をとるケースもありますが、
これでは一目見て無人の空き家だと分かってしまいます。
なかなか空き家に行けない間の、万が一のトラブルを防ぐ為にも
「郵便物の回収」を空き家管理の必須項目に入れておきましょう。