思わぬトラブルや事故に繋がりかねない、高齢になる親の認知症の心配。家族のできる協力と対策を。

高齢になっても

「自分はまだまだ元気で体力もあるし、

足腰もしっかりしているから」と、

年を取った自覚があまり無い親世代。

 

自分で身の回りのことがきちんと出来ていても、

加齢とともに物忘れが多くなっていたり、

集中する気力や、記憶、判断力に

衰えが見えてきている場合もあります。

 

認知機能の低下が原因となって

思わぬトラブルを起こしてしまう心配があるのです。

 

高齢者の犯罪でも多いのが、万引きです。

判断や抑制力の衰えからくるものや、

経済的に困っていてやってしまう、

孤立からくる不安など、

原因となるものは様々です。

 

認知症が進んでいた場合、

買い物に出た先で支払いを忘れてお店を出てしまうなど、

悪気が無かったとしても、万引きに変わりはないのです。

 

集中力や判断力が必要な車の運転も

親自身に自覚が無くても、こどもや家族が注意を促し、

危険と感じる場合は親に車を出させない様に

運転は家族が行い、買い物に付き添うことや

宅配サービスを利用することなど、対策をしましょう。

 

うっかりした、分からなかったからと、

なにかあってからでは遅いのです。

 

本人だけでなく、家族やその周りの人達の

人生が変わってしまいかねない事が起こらないように。

「もしもの事」を事前に防げる様に

家族も働きかけて協力し合っていきましょう。