介護拒否をするのには理由がある。本人の意思を大切に、聞ける話せる相手でいられるように。

介護が必要になった際に

食事や入浴の介助を嫌がる、

デイサービスに行くことを嫌がるなど、

介護を受けることに抵抗がある人は

介護拒否をすることがあります。

 

自立心が強く手出しされたくない、

人の世話になることが恥ずかしい、

人に迷惑をかけてたくないから、など

介護を受け入れることが難しいのには

人それぞれに理由があるものです。

 

どこに連れて行かれるのかと不安であったり、

自分の生活リズムと異なることが嫌であるなど、

心配や不安からくる介護拒否の場合もあります。

 

サポートする家族は介護を受ける側の気持ちに寄り添い、

一緒に考えることが重要です。

 

自分で出来ることは任せて、

食事や入浴の時間など一日のスケジュールを決めて貰う、

着たい服を選んで貰うなど

本人の気持ちや考え方を大切にすることも重要です。

 

本人が嫌がることを無理に強行したり、

責めてしまうことはいけません。

本人の話をよく聞き、心配に思っていることや

希望していることをお互いに理解して、

介護を受ける本人に安心して貰えるのが何よりです。