故人が所有していた財産は、
全て相続人に受け継がれます。
家具や家電などの生活用品や、
書籍類、貴金属、趣味の物のコレクションなど、
動産にあたるものも全て含まれます。
遺品整理を行う際には
人手と時間が必要な場面も出てきます。
いるもの・いらないものの仕分け、
運び出す作業や保管場所の確保など、
やることが沢山あります。
家族や友人などの周囲の人に手伝って貰う、
または自分ひとりで行うにしても、
仕事や生活のリズムが人それぞれある中で
時間もかかり労力の要る作業となると
すぐに終わらせることは難しいかもしれません。
遺品の量も多いし、なかなか自分たちだけでは
片付けることが難しいといった困り事は、
遺品整理の業者に依頼することで解決できます。
あらかじめ大切なものや処分して欲しくないものは
自分たちで確保し、手元に置いておきましょう。
業者の作業が始まれば、
自分たちにとっては思い入れのある品物でも
誤って処分されてしまう可能性もあります。
現金や通帳などの貴重品が出てきた場合にも、
依頼者の方に確認をして貰う必要があります。
残しておきたい思い出の品や写真など、
手放したくないものを処分してしまわないように、
そうしたトラブルを回避する意味でも
作業に立ち会う時間を作り、見守ることも大切です。