空き家の活用方法として、
賃貸として貸し出す方法があります。
仕事の転勤で一時的に土地を
離れることになった、
実家を売って手放すことが惜しい、
そうした場合に考えておきたいのが
空き家を「賃貸物件にする」ことです。
継続的な家賃収入を得られる他、
家を管理し維持していく為の
手間がかからないなど
メリットの部分も多くあります。
所有している家を賃貸に出すというと、
貸した家はいつ戻るのだろうか?
自分が家を利用したくなった時に
すぐに戻して貰えるのだろうか?
といった部分が気になる人も多いようです。
まずは契約方法について
「普通借家契約」と「定期借家契約」
この2つの違いを知っておきましょう。
普通借家契約は、1年以上であれば
契約期間を自由に定めることが出来ます。
借主が継続して借りたいと希望する場合、
正当な理由が無い限り貸主から解約を
することは出来ません。
定期借家契約は、書面を交付し
定期借家契約であることを
しっかりと説明しなければなりません。
契約期間は自由に決めることが出来て
1年未満でも可能、契約更新がありません。
契約期間の満了で契約は終了となります。
契約期間が終了すれば、
退去してもらうことが出来るのです。
契約関係を継続したい場合、
貸主と借主の合意があれば、
再契約することは可能です。
定期借家契約の場合、
賃料は2割ほど安くなる事と
契約期間が限定される為、
入居者が見つかりにくいといった
問題もあります。
自分の計画に合う契約を選び、
空き家の有効活用方法として
賃貸としての貸し出しを
考えてみるのもいかがでしょうか。