ロクモンの11月の遺品整理を紹介させていただきます。
遺品整理のご依頼をいただく中で、割と多いパターンとして、
ご実家のお父様やご両親が自宅兼事務所で事業をされている、もしくはされていたことがあります。
料理屋さんをされているのが、最も分かりやすい例です。
営業をされなくなった途端、使われなくなった大量の食器や調理機器は、その取扱いや処分に困ってしまうものです。
また個人で建設業等をされている場合も注意が必要です。
お仕事で使わなくなった道具や機器を捨てるに捨てられず、それが自宅に置いたままになっているというケースがかなりあるからです。
以前紹介させていただきました、ゴミ屋敷の片づけでは、押入れの中から、十台近くのブラウン管テレビが発掘されました。
お仕事で使われていた特殊な道具等は、手入れをキチンとされていると、意外と高値で買取させていただく場合があります。
逆に長く放置されて壊れているようなものは、余計に処分費用が発生することがままあります。
個人的には、後者のケースの方が圧倒的に多いように思います。
ロクモンでは、ご実家が事業をされている場合、作業場所や倉庫に不要なものがないかチェックすることをお勧めしています。
またご実家が事業を継続されているのであれば、複数年の決算書や個人事業の確定申告書を見せてもらうほうが良いでしょう。
ご両親の懐具合を知る一助になりますし、事業を承継する可能性があるのであれば、その事業が儲かっているかどうかなどを知ることができます。
私もロクモンの運営会社であるカイト工業を継ぐかどうか考えたとき、まず決算書を確認しました。