空き家の増加問題は、地方に限らず人が多く集まる都心でもみられます。
空き家は管理する人がいないため、雑草が伸びて景観が悪くなったり、
放火をされる危険や、犯罪の増加・温床になってしまうことも危惧されます。
そうした不安を取り除くためにも、しっかりと管理と対策を考えておきましょう。
空き家が増えている原因はさまざまです。
地方での問題は、都心部に人が出ていくことで
もともと住んでいた家が空くこと、
都市部の問題は、老朽化によって建て替えできない物件が
空き家となっている状態などがみられます。
空き家の管理は、基本的に所有者がおこなわなければなりません。
所有者が亡くなった場合は、相続人となる人が
管理義務を負うことになります。
マイナスの財産のであった場合は相続放棄をすることもできますが
財産管理義務があるために、すぐに空き家を手放すことは難しいのです。
空き家の管理は、自分でできる範囲を少しづつからでも始められます。
家の中の不要なものを処分、リサイクルに出すなど
掃除をすることで家の中をすっきりさせることができます。
窓を開け換気をしたり、水回りのチェックもしておきましょう。
人がいない空き家と言うのは、ホコリやチリがたまって
カビや虫が繁殖しやすい環境になってしまうので、劣化が早いのです。
雑草や老朽化した家の一部が散らかるなどして、
近隣の人から苦情が出ることも考え、管理をしていかなくてはなりません。
空き家の管理が難しい場合には、代行で管理をするサービスを
おこなっている会社に頼むこともできます。
遠方であったり、仕事で時間を作るのが難しい場合には、
費用はかかりますが安心して任せることができます。